アラカン主婦の生活あれこれ

新米専業主婦の今日は何しよう

更年期の体調不良と漢方薬について

 

1   更年期の体の不調

 私が自覚していた更年期時代の体調不良は、高血圧、腰痛、肩こり、寝汗、イライラ、落ち込み、不眠、がありました。

 更年期障害の治療にはホルモン療法や向精神薬、漢方治療薬などがあります。特に更年期障害不定愁訴には漢方薬が功を奏すると言われています。

 日本でも健康保険のきく漢方薬も増えてきており、病院での処方薬にも漢方薬が用いられるようになってきました。代表的な漢方薬には風邪でよく処方される「葛根湯」があります。

 不眠とイライラが仕事を続けていくうえで一番しんどい症状でした。

 不眠があると、日中の集中力に影響します。イライラは職場での人間関係を円滑にする上では大きな支障になります。 

 漢方薬局で処方してもらい漢方療法を更年期世代に続けました。定期的に通い、ヒヤリングを元に処方をしてもらいました。

 漢方薬は全体のコンディションを整えるのに効果があります。今回は私が服用した漢方薬を紹介します。健康保険適応外の薬も含まれています。

2   漢方薬とは

 漢方薬とは本来、漢方医学で用いられる「漢方方剤(処方)」および「生薬」をいいます。生薬とは天然の植物、動物、鉱物などを特定の方法で加工調整した薬物で、漢方方剤はその生薬を漢方医学の体系的な配合に基づいて複数組み合わせたものです。一般に漢方薬といえば漢方方剤を指します。西洋薬が化学的に合成され、特定の標的に作用することを考えられて作られているのに対して、多用な作用をもち、それらが複合的に体に働きかけて効果を発揮するものです。

 NHKきょうの健康漢方薬辞典 主婦と生活社

 

3   漢方薬の上手な使い方

(ア)空腹時に飲んだ方が効果的

 西洋薬は食後が多いですが、漢方薬は天然の草根木皮から作られた食べ物に近いものが多いため、食前や空腹時に飲んだ方が吸収が良いそうです。

(イ)  漢方薬も副作用には注意が必要

 漢方薬は副作用は少ないですが、生薬成分によっては注意が必要です。成分の副作用を把握して注意する必要があります。

(ウ) のみ始めたら症状の変化に注意

 漢方薬は飲み始めると薬効を発揮する過程で人によって一時的に具合が悪くなることがあります。副作用と間違えないように医師に相談した方がいいです。

 

(エ) 人にあげない、もらわない

 同じ病気、似た症状があっても、「証:しょう(漢方では病状や症状のこと)」が違えば処方が異なります。自分が良く効いたから他の人にも同じように効くとは限りません。人にあげたり、もらって飲むことは禁物です。

 最近はドラッグストアでも漢方薬は良く売られていますが、医師や漢方薬局で専門家の診断のもと使用することがおすすめです。

 

 ※私が服用した漢方薬と服用状況です。

4   星火 亀鹿仙 (せいかきろくせん)保険対象外

 亀と鹿のコラーゲン食品

「星火亀鹿仙」はカメの甲羅、スッポンの甲羅、シカの角(骨化したもの)の動物由来の原料を煮出して濃縮液体にし、数種類の植物エキスを加え、飲み切りタイプのアルミスティック分包に充填しています。

星火亀鹿仙は、漢方薬の『亀鹿二仙膠』の処方をベースに考えられた健康食品で、カメ、スッポン、鹿の角をじっくり煮込んでできる『亀板膠(きばんきょう)』『鼈甲膠(べっこうきょう)』『鹿角膠(ろっかっきょう)』というコラーゲンたっぷりの煮こごりできた食品です。中国で売られている美容に人気のカメゼリーのようなイメージですが、クコ・サンザシ・ナツメなどで臭みがなく、スッキリとした味わいです。

 身体の潤い不足を感じる方、年齢を感じる方、身体がギクシャクする方にお勧めです。

こんな方にお勧め

  • 潤い不足を感じる方
  • いつでも体が熱く感じる方
  • 年齢を感じる方
  • 体がギクシャクする方
  • 妊活中の方はらはら

 ※更年期世代を通して服用しました。現在も服用中です。アンチエイジングとしての効果もあり、老化予防として服用しています。

5   釣藤散(ちょうとうさん)保険適応有

 釣藤散は主に高血圧傾向のある中年以降の方の慢性的な頭痛や、それに伴うめまい、肩こり、神経症(イライラ、不眠など)に効果が期待できる漢方薬です。特に朝方に頭痛を感じやすい方や、精神的な緊張を伴いやすい方に良いとされています。

 釣藤散は、11種類の生薬から構成されており、主薬は釣藤鈎(ちょうとうこう)です。釣藤散はからだ全体の調和を司るように、高ぶった状態を鎮め、不足している部分を補う働きがあります。ストレスや緊張を和らげ、心身のバランスを整える効果も期待できます。

 ※自律神経の乱れや、気持ちのイライラをコントロールするために、更年期時代は服用し、退職とともにストレスも激減したため終了しました。

6   はらはら薬:保険適応外

 日本最古の民間薬「翁丸」という胃腸薬のことです。300年以上の歴史があり、神社仏閣に伝わる薬が江戸時代に商品化されたものです。生薬を配合した胃腸薬で、胃もたれ、食べすぎ、消化不良、胸やけ、胃痛などを改善し弱った胃腸の働きを活発にする効果があります。

 成分はコウブシ、オウバク、センブリ、モッコウ、龍脳。

 ※胃腸を整えることで、気を流すために、釣藤散と同じ期間服用しました。

7   救心感應丸 氣(かんのんがん):保険適応外

 特徴は、日本の伝統的な処方を元にした和漢薬で、精選した麝香(じゃこう:雄のジャコウジカの香嚢から得られる分泌物を乾燥させたもの)、牛黄(ごおう;牛の胆石を使用した生薬)等の七種の動植物生薬と、熊胆(ゆうたん:クマの胆のうを乾燥させた生薬)の主要成分であるウルソデオキシコール酸を配合した製剤。

 ストレスが続いて食欲がない。緊張が続くと下痢しやすい。不安や緊張でドキドキする。旅行先で気分が悪い時の気つけ。朝起きられないときの気つけ。

※強いストレスがかかり、寝つきが悪くなった際に頓用していました。

8 精心丸(せいしんがん)保険適応外

 精神丸は、滋養強壮や虚弱体質、肉体疲労、病中病後、胃腸虚弱、食欲不振などに用いられる漢方薬の一種。牛黄を主成分とし、そのほかに人参、当帰、甘草など、複数の生薬を配合した丸剤。

※感應丸と同じく強いストレスがかかり、不眠や寝つきが悪くなった際に頓用していました。

9   生薬としての生姜(しょうきょう)

 ショウガの根茎をそのまま乾燥させたもの。

 体を温め消化機能を整える働きがあり、健胃(けんい:胃の機能を助け、健康な状態を保つこと)、食欲増進に使われる。胸がつかえたりムカムカしたり、げっぷが出るのを治す。体を温める作用は「生姜」より「乾姜:かんきょう」の方が強い。

 ※体の冷えが気になるときに、料理で使っていました。生生姜をフードプロセッサーですりおろし、平たい状態で冷凍保存します。固まったら適当な大きさに砕いて使います。

 

10   梅干し

クエン酸はレモンや梅干しに含まれる酸味成分です。疲労回復に欠かせない成分であるため、早期の疲労回復や血液をサラサラにする働き、低血圧や動脈硬化を予防する働き、さらにミネラルの吸収を促進させる働きなどの健康効果があります。

 ※市販の梅干しは添加物が多く、母の漬けた梅干しを使用しました。

 

 

11 さいごに

 働いている時に自分の飲んでいた漢方薬について調べました。自律神経の働きを整え、体力を蓄え疲労回復、胃腸の消化機能を助け体に悪いものが溜まらないように、またイライラを抑えて気の巡りをよくすることで不眠が良くなること感じていました。

 今回しらべて、漢方薬に助けられたことを再認識しました。

 更年期に働くことの心身のストレスはしんどいですね。

 みなさまの健康維持にご参考になれば幸いです。

 くれぐれも自己判断で服用しないように、専門家にご相談の上服用されることをお願いいたします。