遺伝子組み換え作物とは - アラカン主婦の生活あれこれ

　最近スーパーで豆腐類を購入する際に、原材料の大豆はカナダ、アメリカ産が多く、国産を探すのに一苦労します。

　先日は厚揚げを購入しようとしたら国産大豆のものは見当たらなかったです。

　そこで遺伝子組み換え作物・輸入大豆について調べました。

輸入食品の中に、「遺伝子組み換え作物；GM」があります。

※GM:Geneticlly　Modified　cropsの略

　細胞の核である遺伝子情報を担うDNAから、「害虫に強い」「特定の除草剤に抵抗力がある」など、目的に合った遺伝子を取り出して、別の生物の細胞に組み込む技術で作った作物です。

大豆、ジャガイモ、なたね、とうもろこし、わた、てんさい（砂糖大根）、アルファルファ、パパイヤの8作物ですべて輸入品

※日本では商業的には遺伝子組み換え作物は栽培されていません。

　新しい遺伝子で生み出されたたんぱく質がアレルギーの新たな原因物質になる不安があります。そのほか生態系への影響不安などがあります。

https://www.mhlw.go.jp/topics/idenshi/dl/h22-00.pdf（遺伝子組み換え食品の安全性について：厚労省2012作成）

　厚労省の資料によると安全性は厳重にチェックされて流通しており、人が摂取しても問題はないと書かれています。

　遺伝子組み換え栽培は、生産性や生産量の向上を果たすことにつながっていますが、安全性への疑問や環境に関する影響についても疑問視するHPも見受けられました。

　消費者も知識をもって、食材や食品を購入する必要があると思いました。

　消費者の遺伝子組み換え作物か否かを知りたいとの要望から、日本では2001年より遺伝子組み換え作物を使用している場合はその表示を義務付けられています。

1.「遺伝子組み換え」「遺伝子組み換え不分別」の表示のあるものを選ばない。

2.遺伝子組み換え表示が免除されている加工食品を選ぶポイントは「国産100％」を選ぶ。

3.遺伝子組み換え作物を使用していない食品を選ぶポイント

以前、ブログで書いたコープ自然派は「遺伝子組み換えでない食品をつくる」を掲げています。家畜のエサから考えられています。

　それによって、地元の農家や畜産家の産業を守り、消費者に安心安全を届けるビジョンを持っています。

　私たちの周りは食材や食品、加工食品であふれており、消費者は何を買えばいいのか常に選択を迫られています。

　身近で手に取りやすい価格の食品も多くありますが、自分が食べるものを考えられるのは自分しかいないので、食材や食品に対する知識を増やして、選択する力を養いたいと思いました。

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