
図書館で見つけた雑誌のタイトル「人生後半の時間術」に目が留まりました。
その中の目次に「健康寿命が短い人、長い人の決定的な違い」があり、気になったのでレビューします。
雑誌「PRESIDENT(プレジデント)」2024年11月15日号
近藤克則先生(千葉大学名誉教授)
要約
健康寿命が長い街についてその要因を分析した結果、見えてきたことについて書かれていました。
健康寿命とは、介護や寝たきりにならず、心身ともに自立して健康的に日常生活を送れる期間のこと。WHOが提唱した概念で平均寿命までの差が、女性で約12年あり、その期間は支援や介護を要する期間になります。
アラカンになると「健康寿命」意識します。できるだけ長く自立した生活を送りたいと思います。
この雑誌を読んで振り返ってみました。
健康寿命に影響を与える「転倒」
転倒すると骨折することが多く、それをきっかけに寝たきりになる可能性もあり、転倒は健康寿命に影響を与えています。
転ばない街では「スポーツの会」が盛ん。スポーツや趣味の会などが盛んな地域は、地域全体で転倒からうつ、認知症リスクまで高齢者を待ち受けるリスクが少ない
都市部での電車通勤は歩行と思考を促す。都市部の生活者は歩かざるをえない環境に置かれているため、多くの距離を歩く健康的な生活が知らず知らずのうちにできており、しかも歩行と思考という2つを同時に行う、認知症予防に役立つデュアルタスクも取り入れている。
社会環境の違いによって、高齢者の行動や健康状態が影響を受けている。
運動
運動では、仲間と一緒にやると要介護リスクが減少する。グループ内で役職につくとうつになりにくい。男性にとっての最良の運動はゴルフ。プレッシャーのかかる種目は避け、グループでやると継続しやすい。
趣味
趣味では、ネットの交流でうつ発症率が3割減、ネットは利用次第で健康に良いが、リアル交流の方が効果は大きい。趣味なしの人は認知症リスクが高い。趣味がありかつグループで行うと認知症リスクが減少。趣味の種類が多い人は認知症リスクが3割減。女性の手工芸は認知症リスクを27%減、旅行も認知症リスクを下げる。
日常生活
日常生活では、ほとんど笑わない人は要介護、死亡リスクが1.42倍高い。「金持ち」は健康寿命が長い。笑うのなら「一人」より「誰かと一緒」がいい。孤食の人は共食の人より死亡リスクが高い。
ふりかえり
健康寿命を伸ばすためには、転倒予防のための運動、運動するにも地域に出てコミュニティーで行うこと、趣味を持つこと、日常生活では笑うこと。孤食よりは誰かと一緒に食事すること。これらで、健康寿命に影響する、認知症、うつ、寝たきり予防に有効であるということ。十分理解できる内容でした。
今の生活は、リアルコミュニティーが少なく、1人活動が大半を占めているんですよね。アラカンからは認知症予防を意識しないといけないと思うけど、あせらず気持ちの向くものに向いてみようかと思います。